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nanikaのでこぼこ雑記帳

何気ない日常のことから、音楽や芝居、持病の躁うつのことまでぽこぽこと。

思い知らされた日

3月某日、某就職エージェントを訪れた日の話。

ビル1階のインターフォンから連絡をいれ、エージェントのフロアへ。

個室に通されて、書類に必要事項を記入。記入の内容は職務経歴から希望職種、勤務地、就活の進捗状況、就活にあたっての疑問、質問等々よくある感じ。

 

でも、いま思えばここで間違いを犯したんだなぁと。

記入例に

 

“持病があるので就職できるか不安。”

 

ってあったもんだから、つられて

 

“持病が就活に与える影響が気になります”

 

って書いてしまったのです。

 

で、書類への記入も終わるころ、

スタッフがやって来て、カウンセリングスタート。

まずエージェントの説明から始まり、

「条件に合う会社があれば

今日すぐにでもご紹介します!」とのこと。

この時点ではきっとスタッフが見た感じ、

私に紹介できる会社が何社かはある、または適当に紹介して就職してもらって、

エージェントを通しての就職率を上げたいと思っていたのでしょう。知らんけど。

 

そして、例の書類に目を通していき

「アルバイト経験も豊富で、

接客を随分やってきてるみたいなんで、いい感じですねー」

「たてものとか、間取り図お好きなんですね、

そしたら希望されている不動産賃貸業はいいと思います!」

とか言っていい感じに持ち上げられてたんですけど、

持病うんぬんの話になったとたん、

「あーそうですかー、躁うつ病…通院されてるんですねー。

あー薬も飲まれてるんですかー。」

「今のアルバイトはまだ1年経ってないんですねー。

うーん、アルバイトの継続経験は3年くらいあったほうがいいんですよね。

その間に通院しなくても大丈夫になるかもしれないですね」と。

 

あれ?さっきの言葉は何だったの?

馬鹿正直に記入した私も私もだし、

就職斡旋するエージェントにも責任があるので仕方のないことなのだけれど、

“精神病持ってる人が普通に働くの無理ですよ”

と遠回しに言われているような気がして、胸糞でした。

条件に会う会社がなかっただけと言われたらそれまでなんですけどね。

ぐうの音も出ません。ぐぅ。

 

でも、世の中には躁うつ病でも、普通の人と同じように働いてる人は少なからずいて、オープンにしろクローズドにしろ、働けないことはないのに(自分の躁うつの状況はおいといて)、なんで、通院してるから、薬飲んでるから厳しいと断言されてしまうのだろうかと悲しくなります。

一般的に考えれば確かにそう思うのは普通のことかもしれない。

けど、躁うつ病は精神的なあれ(そういった要因がないわけじゃないけども)よりもむしろ、脳の中身の問題で、完治させるのは残念ながら今のところほとんど不可能で、でも、だから、躁とうつの波を安定させるために服薬が必要なのに、通院がー、薬がーとか言われちゃもうどうしようもないと思うんですよね。

 

で、私はこの日こうして

“自分は普通じゃなくて

躁うつ病ってものを患った人間なんだ

と思い知らされました。

 

Nanika Kimura